技能実習生はなぜ逃げるのか?実習生を取り巻く本当の現状と改善点

技能実習生が「逃げた」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。

働くべき場所から消え去り、「失踪した」という響きは、技能実習生にのみ非があるように聞こえます。

しかし、実際に「逃げる」ということは簡単な選択肢なのでしょうか?

この記事では、逃げ出した実習生の体験談をもとに、なぜ実習生が「失踪」という道を選ぶことになるのかについて、詳しくお伝えしていきます。

技能実習生を取り巻く現実とは?

  • 抱えてきているバックグラウンド
  • 働く環境の現状
  • 助けてくれない監理団体

1.抱えてきているバックグラウンド

ベトナムからきているほとんどの技能実習生たちは、もともと裕福だから日本に渡航しているわけではありません。

多くの場合、渡航費用や企業探しを取り持つ仲介企業への支払い費用など多額を借金し、やっと日本に来て技術を学ぼうとしています。

そしてほとんどの場合に低賃金で働くことになり、借金を返しながら生活をしていくことになります。その借金は親族から借りる場合もあれば、実家などの持っているものを全て担保に出して借金をする場合、銀行からお金を借りる場合など人それぞれ状況は違います。

こうしてやっと日本に来た技能実習生は、ベトナムに住む家族の生活を養うために仕送りをする必要がある場合も珍しくはありません。

借金を抱えていることへの心の負担とは

このように、日本に来ているベトナム技能実習生にはお金に余裕があるとは言えないことがほとんどです。

だからこそ、毎日一生懸命に働き、給料をもらうことは彼らにとって非常に大切なことであるはずです。だからこそ、仕事を失うことになる「失踪」は、簡単な選択ではないと考えられます。

そのような背景がある一方で「逃げる」ことになってしまう技能実習生たちには、それ相応の理由があると言えるはずです。

2.働く環境の現状

皆さんの職場はわきあいあいと、楽しい雰囲気で仕事を続けられているでしょうか?

ベトナム技能実習生の中には、現地日本企業で一緒に働く人たちに恵まれ、帰国後も連絡を取り合うなどの良好な関係を築くことができる人もいます。

休みの日は日本語を勉強しながら、無料の日本語学習ワークに集まり日々努力を続ける人も多いです。

職場環境に恵まれれば、一定の給料と休みがもらえ、職場での関係も良好で、金銭面に余裕はなくても「逃げる」必要を感じるまで追いやられることはないはずです。

働く環境が過酷な現実

ベトナム技能実習生として日本で働いた経験があるベトナム人たちの多くは、過酷な経験を語ります。

  • 残業の未払いで週6勤務
  • 現場で日本人からの暴言や暴力、セクハラ
  • 最低賃金で少額の手取り

仕事前には無給で掃除をさせられ、本来休日であるはずの日程にも仕事を渡されることは珍しくありません。また、そのような場合にも残業代はありません。

厳しい労働環境の中、日本人に暴言を吐かれ、最悪の場合には暴力をふられた経験があるベトナム技能実習生の事例は多いです。

「死ね」「ベトナムに帰れ」「バカ」などという暴言が吐かれる職場で、働き心地が良いわけがありません。場合によってはセクハラにあう実習生がいます。こうして暴力をふられた場合にも、ベトナム技能実習生は耐える他なく、我慢をして働き続け、借金を返していくのです。

給料は最低賃金で、そこから家賃や光熱費、食費の他に保険料などが引かれていきます。こうして残っていく手取りは、数万円程度です。

3.助けにならない監理団体

ベトナムから日本に来る場合、技能実習生はベトナムの仲介会社から日本の監理団体へと渡り、環境を整えられることになります。

日本での実習中に何か問題があれば、相談相手は監理団体となります。

ベトナム技能実習生は監理団体に、残業代が払われない・部屋にカビが生えてしまう・日本人から暴言、暴力がある、などの相談をします。

しかし、悪徳監理団体は動こうとしません。こうして状況は一向に良くならず、身をすり減らしていくベトナム技能実習生たちが、最終的な手段として「失踪」の道を選ぶのです。

監理会社の支援体制が鍵

過酷な仕事の環境も、人の持つべき権利が損なわれているのも、企業と技能実習生をつなぐ監理団体の支援体制が不十分である、あるいは不平等であるという部分に問題があると言えるはずです。

企業側も残念ながら、技能実習生は日本人よりも低賃金で働かせて良いと勘違いして、雇用を希望されている場合があります。

実習生側も反対に同様で、「日本に行けば月収40万円稼げるよ!」という甘い誘いに騙されて、大きな借金を抱えながら来日します。こうして過酷な労働環境の下、月収16万円から必要費用が天引きされていくのです。

監理団体がしっかりと状況を正し、改善をしていくことで、両者が気持ちよく付き合っていくことのできる環境を用意することができます。

技能実習生が逃げる理由、悪いのは技能実習生側ではない可能性がある

例えば以前茨城の受け入れ企業にて、ミャンマーから来た60人中58人もの実習生が一斉に、渡航費や来日後に渡される生活費数万円を持ち逃げしているケースが見つかっています。

このような「最初から逃げる予定」で来日している実習生がいないとは言えません。

しかしこの記事を通して、「逃げる」ことが簡単ではない判断であり、それ相応の最悪な状況があることによる最終手段であることがわかって頂けたと思います。

サクセス協同組合では、企業様や実習生双方の聞き取り、そして全体のフォローを行なっております。

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