技能実習生のトラブル解決事例
サクセス協同組合では「技能実習生の笑顔を大切に」を信念として、日々実習生のサポートを行っています。
頭ごなしに否定したり、叱るのではなく、彼らの思いも汲み取りながら、日本での生活に馴染むことが出来るように助言・指導します。
ここでは、慣れない日本にやってきた彼らが起こしてしまったトラブル事例とその解決策について紹介いたします。
深夜のカラオケ問題
【問題】
ベトナム人は音楽・歌が大好き。
ベトナムでは家の中で歌を歌うのが当然の習慣であった、日本でもアパートで大音量で音楽をながしたり、大声でカラオケをする実習生がいました。
当然、翌日大家様から企業様にクレームが入ることとなりました。
【解決】
該当の実習生には、日本の習慣として良くないことであると注意指導しました。
加えて、どうしたら趣味の発散ができるかを話し合い、「カラオケボックスを利用する」「ヘッドホンで音楽を聴く」など、ただ否定するだけではなく、彼らの悩みを解決できる方法を模索しました。
鍋を床に直置き!?
【問題】
ベトナム人は床で御飯を食べる風習があります。
これはお互いが仲間であることを確かめる象徴のようなものでベトナムでは良い行為とされている説もあります。
ですが、そのために寮の床が鍋の焦げのために真っ黒になっていることが巡回中に判明しました。
【解決】
彼らも悪気があって床を焦がしたわけではありません。
ベトナムの床はコンクリートであることが多いため、このような事態を予想できなかったようです。
日本の家屋の特徴や、日本では床に鍋を直置きする風習がないことを理解してもらい、食事は机で食べるように伝えました。
ごみの分別問題
【問題】
部屋の扉のガラスを誤って割ってしまったトラブルが発生。
割れたガラスをそのままアパートのゴミ置き場に捨ててしまい、問題となりました。
【解決】
日本ではゴミの分別をきっちりと行わなくてはいけないことを伝え、分別方法についての資料配布や勉強会を行いました。